写真集『ナッティ・ジャマイカ』


写真集『ナッティ・ジャマイカ』写真*熊谷嘉尚/文:山川健一 1985 Hardcover、求龍堂、130頁
Condition : ジャケットの若干の経年スレ・クスミ以外は概ね良好 ¥3.550(税込)
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表紙の写真は、キングストンの浜辺で偶然に出会った(地元の人が彼を知ってるか、彼があの世界的レゲエ・ミュージシャンのジミー・
クリフだと)ジミー・クリフと彼の子供。ジャマイカじゃ、そういう著名人も今までとまったく変わらずにふつうに暮らし、そこいら
の人たちとガンジャを吸ってるらしい。村祭りのスターが、世界のスターになった感じのようで、本人たちにとっては、村が一番って
な感じらしいし、と著者は実感と体験談をどんどん披露していく。たとえば1980年代半ば、ジャマイカの人は日本のことを凄くよく
知っていて著者の2人とも面食らっている。彼等は道端に落ちている新聞切れも拾って読みどんどん知識にしていく習慣が誰にもある
ようなのだ。だから紹介されると真面目な顔で「マイ・ネーム・イズ・チンポ」と言って、日本人を笑わせ、自分たちもゲラゲラ笑っ
て仲良くなる感じがびんびんつたわってきます。さすがに当時もキングストンのトレンチタウンはおっかない場所で、どうやってそこ
に入ることができたかも書いてある。今読んでも、写真見てもライブ感がある書籍で、原色感漂わせるジャマイカそのもののような、
レゲエかけながら見ればなおよし、といった”割に合う”書籍です。