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Art Bird Books :
アメリカの先住民、インディアンの撮影の第一人者、エドワード・カーチスの写真集だけに数多くの点数が出版されているが、普及版から、しっかりした内容と企画の写真集、そして波瀾万丈のカーティスの人生、インディアンたち(女性や教えなど)に焦点をあてたものなど様々だ。素晴らしい写真集としては、『Native Nations』1993や、『Edward Sheriff Curtis: Visions of the First Americans』2006あたりがいいだろう。1907年にVolume1が刊行され、1930年にVolume20で完結した『The North American Indian』にはその後、再編集・構成され異なったかたちで刊行されていくが、当店でも1970年代後半に出たかなりの大判のバージョンを数度扱った。最初に米国に行った時に魅せられて、その3年後に米国に行った時に、フラッグスタッフからグランド・キャニオンを巡って、かつてのインディアン居留地や太古の遺跡メサ・ヴェルデ〜サンタ・フェまへとレンタカーを駆って足をのばしたものである。その契機がカーティスの写真集からえたインスピレーションだった。私もそうだったがカーティスの写真集は見るだけでも感じるものは多いが、彼自身の人生に少しばかりわけいってみると、資金難にあえぎながら(苦難の連続で晩年には神経衰弱に陥る)継続して消え行くインディアンたちの姿や暮らし、儀式を記録・撮影していった姿を知ることになる。1952年に84歳に亡くなった時は、その死は誰にも知らされることはなかった。そして膨大なオリジナル・ネガが死後18年たって発見される。カーティスの写真は多くの貴重なものをよみがえらせた。今は亡きインディアンたちやその暮らしぶりを記録・撮影したカーティスその人の思いと存在をも同時によみがえらせた。