母国ドイツにおいてもブロスフェルドの植物写真は、Bauhausで世界で最も先進的に写真が研究されても、知られることがなかった。それはブロスフェルトが長年アカデミックな場所にいて学究肌で、彼の写真が掲載された比較的ポピュラーな当時の雑誌「Uhu」もベルリンのキャンパスの教授と生徒たちの間だけで知られるばかりだった。第一作品集「芸術の原型」が出版された前年の1927年、ブロスフェルトより11歳若いアウグスト・ザンダーが、ケルンで「20世紀の人たち-写真における文化的作品」の展覧会を開いていた。レンガー-パッチェ、ファイニンガー、モホイ-ナジの写真と方法の影で、ひっそりと、しかし力強く、別種の写真的方法と可能性が花開こうとしていた。
カール・ブロスフェルトは、師とギリシア、イタリア、北アフリカへと芸術の原型を確認する旅に出た
Karl Blossfeldt ♞ カール・ブロスフェルト 1865〜1932
photographer karl blossfeldt :連環website ⚈karlblossfeldtphotos.com -オフィシャル・サイト ⚈cwfp.biz-Special Exhibit-Art Forms in Nature
カール・ブロスフェルトの植物写真群は、自然界のフラクタルさを気づかせる。「芸術の源流」は、宇宙の原理にあった
*注)動画は直接、カール・ブロスフェルト氏とは関係しません。あくまで当方がカール・ブロスフェルト氏の写真によって喚起され,アテンションしたもので、ネット上で「連環」する映像・情報群群からのものです。
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ブロスフェルトは、自然界の形-フォルムは、本質的に美術のなかにあらわれる、という哲学をもって活動していたMoritz Meurer(1839-1916)と共に、1890年(ブロスフェルト25歳)から1896年まで、ギリシタ、イタリア、北アフリカをに行き、実際に、自然界の姿形と美術作品としてあらわされているフォルムの相似性を研究した。プロシア政府が教育用にコレクションされた植物の記録を撮るようにと資金が拠出され研究が継続できたようだ。イタリアから戻り、1898年には、ベルリンのKunstgewerbeschule(the Berlin Design Museum's school)で教職のポジションを獲、そこで植物撮影(plant photographs)のアーカイブを立ち上げている。Moritz Meurerは植物を緻密に描く講義のための素材となる興味深い植物を収集しており、その6年間の間に、ブロスフェルトはコレクションされた植物を写真で撮影・記録しはじめた。ブロスフェルトの写真の幾枚かは、Moritz Meurerの著作物(20世紀初頭に刊行)のなかに散見されるのはそのためである。 ➤➤Moritz Meurerのアートワーク
ブロスフェルトに自然界のフォルムと美術の関係について教えたMoritz Meurerの作品
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